70年代研究所

70年代~80年代!あの時代にタイムスリップ!

アン・ルイス 70~80年代 ガールズロックの番長

歌謡曲とロックの垣根を軽く飛び越えて、70年代~80年代にヒット曲を連発した・・・

歌謡ロックの女番長 

アン・ルイス! 

忘れてはならない、もっともっと評価されてもいい、ワンアンドオンリーの歌姫であります!

 

 

ゴールデン☆ベスト アン・ルイス 1973~1980

ゴールデン☆ベスト 1973~1980

“ゴールデン☆ベスト”定番カタログをSHM-CDにてリニューアル。本作は、アン・ルイスの育児休業までの活動第一期、1973~1980年までのベスト・トラック集。「グッド・バイ・マイ・ラブ」「リンダ」「恋のブギ・ウギ・トレイン」他を収録。

 

 ゴールデン☆ベスト アン・ルイス 1982~1992
ゴールデン☆ベスト アン・ルイス 1982~1992

黄金の活動第二期。1982~1992年までのベスト・トラック集。「六本木心中」「ラ・セゾン」「天使よ故郷を見よ」他を収録。 

 

●アン・ルイス(Ann Lewis、本名:アン・リンダ・ルイス、1956年6月5日~)

兵庫県神戸市出身。1970年に作詞家のなかにし礼にスカウトされ、1971年シングル「白い週末」でデビュー。1974年に「グッド・バイ・マイ・ラブ」がヒットし、若き歌謡バラードの名手の地位を築く。1978年「女はそれを我慢できない」で歌謡ロックに転身。その後、「ラ・セゾン」「六本木心中」「あゝ無情」などのヒット曲を連発。私生活では桑名正博と結婚し4年で離婚。1995年にパニック障害を発症して活動休止。再開もありましたが、完全復活はなく引退。現在はロサンゼルス在住。

 

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●’70~’80アン・ルイス、珠玉のヒット曲

 

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「グッド・バイ・マイ・ラブ」(1974年)
作詞:なかにし礼
作曲:平尾昌晃

歌謡界のビッグネームが作り上げた、名バラード。まだ18歳とは思えないアン・ルイスの見事な歌唱力にも注目!

 

 

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「甘い予感」(1977年)
作詞・作曲:松任谷由実

ユーミンが「この人に曲を書いてみたい」と発言して実現した作品。さすが天才ユーミン!と唸らされます。舌足らずで甘い歌声もたまらない名曲が誕生しました。

 

 

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「女はそれを我慢できない」(1978年)
バラード歌手から、歌謡ロックに転身した作品。1971 年に大信田礼子が歌ったエロティックなシングル 「女はそれをがまんできない」とはまったくの別物です。タイトルは、アメリカで1956年に制作された、歌謡系コメディ映画に由来します。

 

 

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「恋のブギ・ウギ・トレイン」(1979年)
作詞:吉田美奈子
作曲・編曲:山下達郎

山下達郎の名曲に、吉田美奈子の詞もGood! ジャケットがイラストなのも、歌謡曲からの脱皮を感じさせます。良質なシティポップ!

 

 

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「リンダ」(1980年)
作詞・作曲:竹内まりや
編曲:ブラッド・ショット / 谷口陽一 / 山下達郎

友達の竹内まりやがアンの結婚祝いにプレゼントした曲。「リンダ」はアン・ルイスのミドルネーム。バラードの名手の本領発揮です!

 

 

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「ラ・セゾン」(1982年)
作詞:三浦百恵 作曲:沢田研二

引退から2年。山口百恵が親友アン・ルイスのために作詞! 作曲はアン・ルイスが大ファンで、女ジュリーを目指した目標でもある沢田研二! しかもこの完成度! すごい人たちって、何をやらせてもホントにすごいんですね!

 

 

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「LUV-YA」(1983年)
作詞:吉田美奈子
作曲:NOBODY
アンとの相性バッチリの吉田美奈子が作詞、矢沢永吉のバックメンバーでもあるロックバンドNOBODYが作曲。歌謡ロックからも脱皮して、完全にロックになっています!

 

 

 

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「I Love Youより愛してる」(1983年)
作詞:三浦百恵
作曲:NOBODY

百恵ちゃんがまた作詞! 彼女はこれ以降公の活動をしていないので、本当に貴重な作品です。しかもすげえカッコイイ詞なのです。アン・ルイスのボーカルもマッチ!

 

 

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「六本木心中」(1984年)
作詞:湯川れい子
作曲:NOBODY

言わずと知れたアン・ルイスの代表曲! カッコイイとしか言えない! 湯川れい子ってやっぱすごいですよね。シャネルズの「ランナウェイ」もそうだけど、詞が若いし踊ってる。伊藤銀次の編曲も秀逸です! ボーカルのアン・ルイスもまさにはまり役!

 

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アン・ルイス・グレイテスト・ヒッツ・ウィズ・スロウバック・クリップス 
【Amazon.co.jp限定】アン・ルイス・グレイテスト・ヒッツ・ウィズ・スロウバック・クリップス [CD + DVD] (Amazon.co.jp限定特典 : デカジャケ 付

アン・ルイスが監修・選曲したベスト&クリップ集!

<CD収録曲>
1. ラ・セゾン
2. 女はそれを我慢できない
3. ピンクダイヤモンド
4. SAMISHISA'S ON MY MIND
5. リンダ(English Version)
6. 美人薄命
7. LUV-YA
8. あゝ無情(VERSIONⅡ)
9. グッド・バイ・マイ・ラブ '91
10. 六本木心中 (WILD VERSION)

<DVD収録曲>
1. ラ・セゾン
2. 女はそれを我慢できない
3. ピンクダイヤモンド
4. samishisa on my mind
5. グッド・バイ・マイ・ラブ
6. リンダ
7. 美人薄命
8. LUV-YA
9. あゝ無情
10. 六本木心中


アン・ルイス本人が選んだビデオ・クリップ(ライブ、TV出演映像)を収録したDVDと、その同じ曲をCDに収録した最新ベストアルバム!映像は現在入手不可能な映像も多く、特にTV番組の映像は、本邦初商品化! 

 

 

 

REUNION [DVD]

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REUNION [DVD]

「六本木心中」や「WOMAN」などのヒット曲で知られるアン・ルイスが、アーティスト活動35周年を記念してPINXと行ったスタジオライブをDVD化。
吉川晃司や桃井かおりなど友人たちが語る思い出のエピソードやL.Aにて行われたスタジオ・ライブの模様を収録。そして、セルフ・リメイクした「六本木心中」ほか全10曲が収録されたCDが特典として付いてくる豪華な一品。

 

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アン・ルイスさんは、アメリカ人のパパと日本人のママのハーフです。だから(そのままだけど)日本人離れした声質と声量があるんですね。日本人の声と、白人の声、黒人の声ってやっぱり根本的に違うのです。黒人の声が一番わかりやすいですよね。低音がモコっとしているというか、いい意味でこもった所があるというか。深みがあるいい声です。まぁマイケル・ジャクソンとかクリアだし、例外もいますけど。白人女性の声質も日本人とは違いますよね。

歌唱力、リズム感、表現力はもちろん、先天的な声質もボーカリストには大事な要素。アン・ルイスさんは、その全部が備わっているのが武器です。さらに舌足らずなところもチャーム!

見た目もね、ハーフでも日本人寄りの見た目の人もいるけど、白人寄りで素敵だし!

 

今回は、ワンアンドオンリーの歌姫! 70~80年代 ガールズロックの番長! アン・ルイスさんを取り上げました。もっともっと評価されてもいい、日本の歌謡界・ロック界の重要人物だと思います! 

みなさんもっとアン・ルイスを聴きましょう♪♪♪

 

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p.s  次回は70~80年代 ガールズロックの裏番長を研究いたします。ちなみにこの方もハーフです。(ワタクシがただのハーフ好きと言う訳ではございませんw)

 

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