70年代研究所

70年代~80年代!あの時代にタイムスリップ!

横浜銀蝿とアナーキー。ヤンキー全盛時代の思い出は重いで。の巻

みなさまは若い頃、不良でしたか? ツッパリでしたか? ヤンキーでしたか? 暴走族でしたか? ちなみにワタクシは、違いました。と言っても優等生ではなく、スポーツマンでもなく、勉強もできないし、ダメな奴だったので、彼らがグレてる気持ちもわかる気もしてました。がっつりツルんでないけど、不良の友達もいましたし。

1979年~1982年くらいが高校生だったんですけど、それってまさに横浜銀蝿と重なります。横浜銀蝿(正式名称「THE CRAZY RIDER 横浜銀蝿 ROLLING SPECIAL」)は、79年結成、80年アルバム『ぶっちぎり』、シングル『横須賀Baby』でレコードデビュー。筆者の高校時代は、まさにツッパリ全盛時代。ちょっと「とっぽい奴」(死語)はみんなリーゼントにして、いきがっていたのであります。

リーゼントにもしていなかった、坊っちゃん刈り高校生のワタクシも普通に横浜銀蝿は聴いていました。なんせ、めちゃめちゃ大ブームでしたから。今でもスナックのカラオケで「ツッパリHigh School Rock'n Roll (登校編)」を歌って、「オレも昔はやんちゃしてたなぁ…」とか大ボラ吹いたりしていますw

そんな横浜銀蝿が40周年を超え、本日9月8日、記念アルバムを発売しました!

 


【メーカー特典あり】 ぶっちぎり249(初回限定盤)(ぶっちぎり復刻セット(※デビュー当時のフライヤー&ポストカード3種)付き)

【メーカー特典あり】 ぶっちぎり249(初回限定盤)(ぶっちぎり復刻セット(※デビュー当時のフライヤー&ポストカード3種)付き) 豪華BOX仕様

【収録内容】
[DISC-1]
ORIGINAL ALBUM
1. 昭和火の玉ボーイ
2. ツッパリ High School Rockʼn Roll(在宅自粛編)
3. Go for it!
4. ごめんねBABY
5. 蒼い夜に抱かれて
6. OYAZi ROCK
7. おはよう
8. Pappaparira Partyだ!
9. 逢いたくて 逢いたい

[DISC-2]
STUDIO LIVE ALBUM
横浜銀蝿40th ぶっちぎり大投票 ~みんなで決める銀蝿ベストテン~
1. 半拍ズレてるお前に夢中
2. あせかきベソかきRock'n Roll run
3. 銀ばるRock'n Roll
4. Drive On シャカリキカリキのRock'n Roll is 大好き
5. 哀愁のワインディングロード
6. 羯徒毘璐薫'狼琉
7. 土曜の夜だぜ!!
8. 雨の湘南通り
9. ゆくさきゃ横浜
10. 横須賀Baby

[DVD]
「Documentary II of 横浜銀蝿40th」
Music Video
「昭和火の玉ボーイ」
「逢いたくて 逢いたい」
「Pappaparira Partyだ!」

 

 


横浜銀蝿40th 2020完全復活ライブ「THE 配信! 」コンプリートDVD BOX

結成40周年記念日となる2020年9月21日、ファンクラブ限定で神田スクエアホールにて行われた無観客配信ライブ「40周年ファンクラブイベント #銀蝿記念日 昭和火の玉ボーイ」と、翌日に行われた「TAKU 還暦REBORN! 生誕祭ライブ」を配信された映像とは違った編集で、ノーカット収録。

2日間の ライブ[ノーカット版] + バックヤード メイキング映像 収録
ライブ写真による24Pフォトブック付 豪華BOX仕様

37年ぶりのオリジナルメンバーによるライブは、1980年代、横浜銀蝿を応援してくれたオールドファンは必見!
還暦過ぎてもメンバー全員、現役バリバリ! 青春時代に戻れます!

 

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80年代初頭、横浜銀蝿が売れまくっていたツッパリ全盛時代! 当時の高校生が体験したエピソードをお話します!

 

高校帰りに東横線で、ひとり熟睡していたら、誰かに蹴られて目が覚めました。見ると、横浜銀蝿そっくりなヤンキー3人組が、ワタクシを取り囲んでいたのです。

「なにも、坊ちゃん刈りのボクチンにからんでこなくても・・・」とワタクシは思いました。しかしヤンキーは言います。「オメー~、なにボンタンなんか履いてイキガってんだよぉ!」。あ! 確かにワタクシはボンタン(ヤンキーが履く学生ズボン)を履いていました。「新しい制服のズボンを買う」と親からカネをもらい、正規の半額で買える蒲田のお店で購入したズボン。それがこのボンタンだったのであります。ボンタンにこんな落とし穴があるとは知らず、差額のお金が欲しいから履いていただけなのに…。

ヤンキー3人組に説明してわかってもらおうか考えましたが、会話をしたくない!のであります。そこでワタクシは、寝たふりをしました。「シカトかよ! オメー、横浜駅着いたら、ボコボコだかんな!」と小突かれながらも寝たふりをしました。「1対1のタイマンなら、3秒でぶっ飛ばしてやるのにィ!(妄想)」と思いながら我慢。電車は横浜駅のひとつ手前の反町駅に着きました。自分の降りる駅です。しかし降りません。寝たふり続行です。

「出発しま~す」の声と共に、閉まるドア。今だあああああああああああああああ!!!!!!! ヤンキーどもを突き飛ばし、ドアが閉まるギリギリで反町駅に降りたのであります! 作戦成功! 車内では3バカトリオが、ドアをドンドン叩いて悔しがっています。閉まったドアに向かって、駅のホームから坊ちゃん刈りは叫びました。「バ~カ!バ~カ! ア~ホ!ア~ホ! あばばばばばばぁ~w べろべろばぁぁぁぁw ほら、かかってこいよw 相手してやんよw ギャハハハw」

すると・・・なんかあったと思ったのか、車掌さんが再びドアを開けてくれた…のであります! なにしてくれてんだよ‼ プシュ~と開くドア。鬼の形相でホームに駆けだしてくるヤンキーども!!「ぜって~~殺す‼‼ 待てゴルァァ‼‼」という絶叫! 逃げる坊ちゃん刈り! 火事場のバカ力と言いますか、修羅場のバカ走りと言いますか、体育では走るのビリの方のワタクシですが、駅の長い階段を3歩くらいで飛び降り、世界記録的な速さで逃げ切ったのであります! ハァハァ心底疲れた…。

…まったくさぁ、通学するだけでこんな目にあうんだから、ツッパリ全盛時代、めんどくせ~wwwww

 

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ツッパリ vs パンクス! 

横浜銀蝿 vs アナーキー


さて、そんなツッパリ全盛時代、「横浜銀蝿」のライバルと言えば「アナーキー(亜無亜危異)」でした。売れているのは銀蝿ですが、本当にヤバイ奴らはアナーキーを聴いてるみたいな。

アナーキーは不良ですけど、ツッパリではなくパンクスですね。ツッパリではなかったワタクシも、アナーキーの方にシンパシーを感じて密かに聴いておりました。若者特有の社会に対する不満とか怒りとかを歌ってくれるので、共感していたのです。

でもこの人たちは本当にヤバイ人たちなんですよ。歌もそうだけど、フェスとかあると楽屋で他のバンドをボコボコにしたり。横浜銀蝿は売れっ子だから共演とかはなかったと思いますけど、共演してたら血の雨が降っていますよ。当時、松山千春の「季節の中で」が売れてたんですけど、アナーキーは「季節の外で」という曲を作って、♪季節の中でふざけんな反吐が出るぜー! と歌っておりましたw   その後、ギタリストが元妻を刺して殺人未遂で逮捕されて改名したり、セックス・ピストルズばりにめちゃくちゃでした。

「横浜銀蝿」は見た目は恐いけど、メジャーでまともなヒットメーカー!(と言っても、後に翔がシャブで逮捕されますけどもw)

「アナーキー」は見た目もヤバイけど、本当にヤバイパンクバンド!

なのでした。

 


アナーキー(K2HD/紙ジャケット仕様)

アナーキー(K2HD/紙ジャケット仕様)
亜無亜危異  形式: CD
日本のパンク・ロック・バンドANARCHYのファースト・アルバム。英国パンクのクラッシュ、イーター等の楽曲収録。

 

 


アナーキー [DVD]

日本最初期のパンクロック・バンドとしてならしたアナーキーのドキュメンタリー映画。1978年の結成から不祥事による混乱を経て改名するまでの流れを、メンバーたちの赤裸々な告白と、甲本ヒロトや遠藤ミチロウなど数々の証言、貴重映像で綴っていく。

大人社会に不満を持つオレたち、オレたちに不安を持つ大人たち…。早く自分を捜し出せ。そうしないと知らない間にむしばまれていくぜ、クセェ社会に。今を生きる若者たちに贈る、色褪せないメッセージ。

 

というわけで、前回の「かぐや姫」から一転w、昭和が生んだ極悪バンド

横浜銀蝿とアナーキーを研究いたしました!

今また聴くと、当時を思い出して懐かしいですね。

 

 

 

 

 

 

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