『白バイ野郎ジョン&パンチ』を覚えていますか? 70~80年代に大ヒットしたアメリカの白バイ警官TVシリーズ! 陽気な警官たちの日常のドタバタを描いたポリスドラマです。
白バイ野郎のジョンとパンチが、ハーレーダビッドソン(と思ってたけど、バイクはカワサキのZ1000POLICEでした) に跨って大活躍。 白人とヒスパニック系のコンビというのも新鮮でした。
●白バイ野郎ジョン&パンチ
1977年から1983年までアメリカ のNBCで放送され大ヒットした テレビドラマシリーズ。 全6シーズン放送された。原題の“CHiPs"は〈カリフォルニア・ハイウェイ・パトロール=California Highway Patrol〉 の略でCHP、これを現地では “CHiPs" の愛称で呼んでいる。暴力的なシーンを排し、陽気で親切な警官と日々の生活の中で巻き起こるドタバタを描いたヒューマン・ドラマ。日本では日本テレビ系で放送され人気を博した。
模範的な白人警官のジョンと、お調子者のヒスパニック系警察官パンチが、陽気にカリフォルニアをドライブしながら、事件を解決する姿に憧れたものです。
そんな『白バイ野郎のジョン&パンチ』のDVDコンプリートBOXが、56%も安くなっていたので、ご紹介いたします。今が買い時なのであります!
白バイ野郎ジョン&パンチ 〈ファースト・シーズン〉コンプリートBOX (6枚組) [DVD]
陽気な警官たちの日常のドタバタを描いたポリスドラマ!
大変なことが起きた時、悪者が現れた時、そこにはいつも彼らがいる。
CHiPs(カリフォルニア・ハイウエイ・パトロール)の白バイ野郎ジョン(ラリー・ウィルコックス)とパンチ(エリック・エストラーダ)。
白バイ野郎ジョン&パンチ〈セカンド・シーズン〉コンプリートBOX (6枚組) [DVD]
太陽の降り注ぐロサンゼルスを舞台にCHiPsが繰り広げる、アクション満載、勇気とユーモアを織り交ぜた痛快な22話のエピソード。
日本のドラマと違って、海外の人気ドラマは長い期間に渡って放送されます。この『白バイ野郎ジョン&パンチ』も6年間放送されました。
そして、またお約束なのが、長くやっていると、出演者同士がもめることw ジョン役のラリー・ウィルコックスとパンチ役のエリック・エストラーダも例外ではありませんでした。
白人警察官ジョン役のラリーは、役の印象そのままの優等生というか頭が切れるタイプ。『白バイ野郎ジョン&パンチ』でも主導権を発揮して、何作か監督までしています。それに比べて、ヒスパニック系警察官パンチ役のエリックは、ビッグスターを夢見るお調子者タイプ。役柄そのままの性格ですw
白バイ野郎ジョン&パンチ〈サード・シーズン〉コンプリートBOX (5枚組) [DVD]
交通渋滞から、激しいカー・チェイス、道路にばらまかれた大量の玉ねぎや毒の話まで、バラエティに富んだストーリーが詰まっている。
大人気のポリスドラマ『白バイ野郎ジョン&パンチ』の登場だ!
白バイ野郎ジョン&パンチ〈フォース・シーズン〉コンプリートBOX (5枚組) [DVD]
ジョン役の田中秀幸、パンチ役の古川登志夫をはじめ、日本テレビ系で放送されていた当時の吹替音声を収録! ジョン(本名、ジョナサン・アンドリュー・ベイカー):ラリー・ウィルコックス(吹替え:田中秀幸) パンチ(本名、フランシス・ルエリン・パンチョレロ):エリック・エストラーダ(吹替え:古川登志夫)
ジョセフ・ギトレア:ロバート・パイン(吹替え:嶋俊介) アーティ(本名、アーサー・リー・グロスマン):ポール・リンク(吹替え:山田俊司(現:キートン山田))
当時から不仲も囁かれた、ジョン役のラリーとパンチ役のエリックでしたが、本当の不仲ではなく、あまりに人間としてのタイプが違ったということではないでしょうか? 近年になっても警察関連のイベントなどでジョン&パンチとして揃って登場し、拍手喝采を浴びているようですし。ちなみにそういうイベントを仕切っているのは、ジョン役のラリーですw アメリカ警察のイメージアップに貢献したこの作品をきっかけに、警察とのパイプを作ってうまくやっているのあります。やり手ですねw
白バイ野郎ジョン&パンチ <フィフス・シーズン> コンプリートBOX(5枚組) [DVD]
ジョン(ラリー・ウィルコックス)とパンチ(エリック・エストラーダ)がエンジン全開でぶっ飛ばす、痛快ポリス・アドベンチャーが帰ってきた! トラック大暴走、カラテ対決、愛人バンク摘発・・・爆笑必至のハイウェイどんちゃん騒ぎが次々勃発! 想像を絶する暴走エピソードがてんこ盛り! 名作「海岸通りはロックでフィーバー」をはじめ、「レーザー炸裂! 怪盗VS名馬路上の激闘」「パンチの仰天ヌード! びっくり犬猿強盗団」など、 懐かしのエピソード満載。 ジョンが登場する最後のシーズン! 見逃すな! !
しかし、ジョン役のラリーは、5シーズンをもっていなくなります。つまりコンビ解消。パンチ役のエリックの要望だったとラリーは言っていますが、真相はわかりません。長くやっているといろいろあるんでしょう。ただ一つ言えることは、ヒスパニック系のパンチの方が人気があったということです。
だからパンチが降りるという選択肢は制作側もなかったし、視聴者も納得しなかったと思います。そんなわけで、ジョンの変わりの白人警察官を相棒に第6シーズンが作られます。その日本語タイトルは『白バイ野郎パンチ&ボビー』になりました。
これですね↓↓↓↓
いよいよ「白バイ野郎」シリーズ最終章!
パンチの新相棒“ボビー"の日本語吹替は 太川陽介が好演!
プロデューサーのリック・ロズナーは元警察の広報担当官だった。現実の警察とドラマや映画の中の警察のイメージのギャップに違和感を覚え、このドラマを製作するきっかけになった。日本では主役キャラクターの変更により第6シリーズは「白バイ野郎パンチ&ボビー」と邦題が改められた。
その後、1998年には『帰ってきた白バイ野郎ジョン&パンチ 』(原題: 『CHiPs '99』) というテレビ映画がTNTにより製作され、コンビ復活!!
残念ながら英語版しか手に入りません。英語に堪能な方はどうぞ。そう!あなたのことです!
2017年には『チップス 白バイ野郎ジョン&パンチ再起動!?』という映画が公開されましたが、これはリブート版とも言えないような代物でした。一応パンチ役のエリックもカメオ出演してますが、ジョン役・ラリー・ウィルコックスはこの映画に呼ばれていません。どうも映画化を狙ってラリー自身も動いていて、先を越されたかたちのようです。でも、やり手のラリー。『白バイ野郎ジョン&パンチ 』の映画化権は持っているようで、だからこそ、他人はあんな変な風にしか映画化できなかったものと思われます。
【今昔写真集】『白バイ野郎ジョン&パンチ』ラリー・ウィルコックス&エリック・エストラーダ画像 15枚目 | 海外ドラマboard
有名ドラマになると、利権争いがすごいんですねー。それでも決裂することもなく、警察系のイベントなどでは、今でもジョン役のラリーとパンチ役のエリックは仲良く出演w 金になるなら握手もしようってことであります。
まぁ、なんだかんだありますけど・・・
若かったふたりの『白バイ野郎ジョン&パンチ 』が傑作ドラマだったことは確かです!