あしたのジョー 文庫版 コミック 全12巻完結セット (講談社漫画文庫)
ボクシング漫画の名作『あしたのジョー』。
誰もが知っているこの漫画だが、全巻読んだ事がある人は意外と少ないのではないだろうか?
昔の漫画は漫画喫茶にもあまり置かれていないし、「アニメは観たけど、漫画は読んでない」という人も多いだろう。
アニメ版もいいけど、『あしたのジョー』に関しては、やはりコミックの方が好きな人もいる。(私です)
昔、アニメ映画『あしたのジョー』が公開された時、先着何名かに35ミリフィルムの一部をプレゼントする企画があった。友人と劇場前に徹夜で並んでそれを手に入れた。友人のもらったフィルムを見ると、ジョーがパンチを打っているシーン。カッコイイ! そして自分のを見てみると、なんと丹下段平が叫んでいるシーンであった。・・・。友人は「ま、まぁ、マンモス西がジョーに殴られて鼻からうどん出してるシーンよりはマシじゃね?」と慰めてくれました。・・・慰めになってねーよ! というわけで、私はアニメ版『あしたのジョー』が大嫌いになったのである。いや嘘です。それもちょっとありますが、漫画の方が好きなだけです。
当時はロングロングストーリーな気がしていたが、今の漫画からすると意外と少ない全20巻(文庫版なら12巻)。70年代の熱い時代が蘇る名作漫画を一気読みしてみませんか。ジョーと一緒に泪橋を渡って、夢を追いかけましょう。